今振り返ると、まだ若手だった頃の私は、 「もっと綺麗に並べるはずだ」 「もっと美しく行進できるはずだ」 と、「自分自身のこだわり」を子供たちに押し付けてしまうことが多かったと、深く反省しています。
教師が「もっと、もっと」とゴールのない要求を続けてしまうと、子供たちは疲弊し、達成感を得るタイミングを失ってしまいます。何より、それは子供のためではなく、指導者自身の自己満足になっていたのかもしれません。
本当に大切なのは、子供たち自身に「目指すゴール」をきちんと理解させ、設定させることでした。
- 「ここまでできたら、今日の練習は100点満点!」
- 「本番は、この姿を家族に見てもらおう!」
こうした明確なゴールがあるからこそ、子供たちは主体的に動き、達成感を味わうことができます。
そしてこの「ゴールの明確化」は、ひいては先生方の業務改善や、行事そのもののスリム化・改善にも直結していくのです。終わりなきこだわりを捨てることは、学校全体の「ゆとり」を生み出す第一歩になります。
近年の夏の暑さ、そして初夏の時期であっても、グラウンドの熱気は想像以上です。
全国の先生方、そして子供たち。どうか熱中症にはくれぐれもお気を付けいただき、全員が「達成感」という最高のゴールへたどり着けることを、心から願っています。
